こんにちは、健康オタクのまっさんです。
今回はみなさんが何かお店で集客するために大切な考え方である「クロスシンキング」について紹介します。
「街の周りを見渡せば、ジム、美容院、エステ、レストランが色んなところにある。中には自分のお店と似たお店もたくさん。市場としては飽和」
このような時、皆さんはどのように差別化して生き残りますか?
明日使える集客スキルを身につけていきましょう。
■この記事に書いてあること
❶クロスシンキングはどうして必要?
❷競合を競合としない「組み合わせるマジック」4C
❸クロス「コスト/コミュニティ/クリエイティビティ」でアイデアを出してみましょう
■この記事を読むと…
❶明日すぐに使える集客スキルが身に付く
❷大手に負けない施策を打てるようになる
❸お金を一切使わない集客ができるようになる
■この記事を書いた人
まっさん:健康オタク/起業家(まだサラリーマン)。大学時代は化学の研究に没頭。大学院卒業後も会社に入社する前日まで研究していたマッドサイエンティスト。社会人になってからは、お薬のメーカーで製品の開発・分析を担当し、国内初の製品開発を担当。真面目に会社員をするだけでは自分の求めていた自由には足りないことに気づく。現在は、サラリーマンをしながら、自分の力で1円を稼ぐため奮起中。
クロスシンキングはどうして必要?
近頃、個人で起業する人は増えてきました。SNSの普及により起業するのは簡単になりました。その結果、すでに市場は飽和状態であり、これからさらに競合が出てくる状態にあります。
例えば、美容院はコンビニの数より多いと言われています。
差別化しないと埋もれてしまいます。
また、起業する人は増えてきましたが、倒産しないための分析がなかなかされいないと言われます。
例えば、あなたは個人飲食店のオーナーです。近くに資本力を持った大手レストランがオープンしました。大手の商品の価格は安い。コストを下げたいけどなかなかできない。大手はマーケティングをしていると聞くけど、マーケティングの知識なんでないからできない。
このような時、あなたならどうしますか?
大手には、マーケティング部や、ブランディング部などの専門の部隊があります。
私たち個人がこの大手に負けずに差別化できる思考法。
そのような思考法の一つが「クロスシンキング」です。
今回はこの「クロスシンキング」を具体的な例を示しながら見ていきましょう。
競合を競合としない「組み合わせるマジック」4C
「クロスシンキング」は大きな項目に分けると4つあります(4C)
Cross Cost
Cross Community
Cross Creativity
Cross Channel
クロスコスト
クロスコミュニティ
クロスクリエイティビティ
クロスチャンネル
今回はクロスコスト、クロスコミュニティ、クロスチャネルの3つについて詳しく紹介します。
①クロスコスト
渋谷で経営している美容院がうまくいったため、二店舗目を展開するとします。
このとき二店舗目どこに出すことが良いでしょうか?
大阪?福岡?
実は1店舗目と同じ渋谷に出すことが良いです。
なぜなら、渋谷でうまくいっているのであれば「そこの市場はまだ網羅されてない」という意味だからです。
「密集の経済性」という言葉があります。
密集している地域ほど、色んな効率化でき生活コストを下げることができるという意味です。
例えば、ピザなどのデリバリーサービスは、密集している地域ほど効率的に配達できます。
今回の美容院の例では、2店舗目を同じ渋谷に出すことで、広告費が一店舗分でできる、採用も効率化できる、などしてコストを下げることができます。
競合が多い地域ほど、そこに二店舗目を出しましょう。なぜなら、まだその市場はまだ拡大の余地があるからです。
例えばセブンイレブンは20mの位置に同じセブンイレブンの店舗だすことがあります。
これは、ファミリーマートやローソンをシェアを奪う目的で行われます。
「カニバリゼーション」を意識
カニバリゼーションとは、イメージでは下の図のようなお互いが重なっている所になります。
ビジネスでは、自社内で、売り上げを奪い合っている所や同じようなコストがかかっている所を指します。(直訳すると「共食い」という意味のようです)
このようにお互い余っていて有効活用できていない「もったいない」ところをシェアすることが大事です。
例えば、美容院での「もったいない」ところをシェアすることを考えてみましょう。
まずは、鏡が余っている席はありませんか?
もしそうであれば、店舗は持っていない美容師の方に鏡席を貸し出す「鏡貸し」をしてみましょう。
全体の半分は鏡貸しに使用し、残りの半分は通常用途に使用するなども良いですね。
「鏡貸し✖️通常用途」で「もったいない」鏡の席を埋めていきましょう。
次に、余っている時間帯についてはどうでしょう?
もし、夕方から夜の時間は余っているのであれば、その時間を埋めることを考えましょう。
夕方から夜に美容院に通いたい方、例えばキャバクラで仕事をされる方は、仕事前に美容院に通いたいのではないでしょうか。
キャバクラと提携して、完全会員制にする施策も良いと言えます。
「10〜15時の時間は鏡貸しをして席を埋めて、夕方から夜は完全会員制にして時間を埋める。」
この2つの施策だけでも「もったいない席と時間」を埋めることができます。
その他では
「カフェ✖️オフィス=カフィス」
「住居✖️オフィス」
などして、余っている空間をシェアする方法も良いですね。
自分の仕事のメインとサブを重ねていくことが大事です。
周りの方達とシェアして「クロスリスク」「クロスコスト」していきましょう。
②クロスコミュニティ
「集客は集客すると集客できない。売れば売るほど売れない。」
みなさんが、ピアノやキッチン用品などを売る販売員の場合を考えてみましょう。
ピアノを売りたい。キッチン用品を売りたい。
だけど「買ってください」だけでは、なかなか売れない。
この場合は、まず「売りたい人たちとのコミュニティ」を作ることを意識しましょう。
良い例が「ヤマハの音楽教室」です。
ピアノのような高額なものは簡単には購入されません。
そこで一旦売るのではなく、まず音楽教室を開催します。
実際ピアノの使い慣れ親しみ、ピアノの良さを理解して頂きます。
「ピアノってホントに良いものだよね」と理解した方が、自然に購入していくということです。
これがキッチン用品であれば「お料理教室」ですね。
そこで例えば「お米でパンができるゴパン」など売りたい商品があれば、実際使用してもらいファンを増やしましょう。
お笑いコンビの西野さんが行った「絵本の制作体験」も同じですね。
自身が運用しているオンラインサロンで「一緒に絵本をつくりましょう!」と言って、
サロンメンバーを一緒に絵本を作ることで、絵本が発売された時には、すでにサロンメンバー2万人が購入する状態にあります。
みんなで少額を出しながら経営するカフェなどは「経営の体験」を売っていますね。
オーナーになると自慢できますし、経営に興味ある人が実際に土日だけでも経営してみることができます。また、このたくさんのオーナーが友人知人を連れてきて、さらにカフェに人が集まります。
このように体験のコミュニティを作ることを意識しましょう。
それではここで一つクイズです。
想像してみてください。
「あなたはエステサロンのオーナーです。お金を一切使わずに集客してください。」
ここでクロスコミュニティを活用してみます。
地域の人が集まる場所などとコラボレーションを行いましょう。
例えば、ソフトバンクなどの携帯ショップ、地元の公民館があります。
携帯ショップは「お客さん来てほしい」、公民館は「どんどん活用して欲しい」と思っています。
そのようなコミュニティとコラボすることで、携帯ショップでの待ち時間に無料で筋膜リリースなどを行い、仲良くなった方たちに「ここで整体院しているので良かったらきてください」と伝えることで無料で集客できます。
また、チラシで広告を打つ際も一面すべて使用するのではなく、裏面は違うお店にするなどしてクロスコストしてコストを下げながら、自分たちのコミュニティーを強くしましょう。
③クロスクリエイティビティ
今の時代「エジソンは生まれない」と言われています。
つまり「0から1はもう生まれない」という意味です。
これからの時代は「今あるものが変化して新しいものができる」という意味です。
つまり「A✖️B=AB」で新しいものができるという意味です。
組み合わせで新しいものができるため、情報を多く知っている人が有利になります。
そして、組み合わせてできた新しいアイデアを形にしていきます。
あなたはプライベートジムのトレーナーの場合を考えてみましょう。市場は飽和状態です。
集客してみましょう。
一つの実際行われているアイデアは「ジム✖️旅行」と組み合わせたものです。
2週間の旅行を企画し、旅行先の海外現地のジムでトレーニングする、というものです。
旅行に興味がある方や、その話題性で人が集まります。
ここで、注目して頂きところが「旅行がメイン、ジムがサブ」という形になっている所です。
本業とサブの比重が逆になっていますね。
この構造が一見不思議に見えるかもしれませんが、この思考がクロスクリエイティビティで重要です。
ここまで、3つのC(クロスコスト/クロスコミュニティ/クロスクリエイティビティ)を紹介しました。
4Cのもう一つは「クロスチャネル」です。
これは複数のSNSを組み合わせていく方法です。
クロスチャネルの詳細についてはまた別の記事で紹介したいと思います。
それでは、最後にクロスシンキングを使った他の成功例を見ていきましょう。
クロス「コスト/コミュニティ/クリエイティビティ」でアイデアを出してみましょう
「レストラン✖️ツアー会社」 父のレストランに集客したいある女性。 自分が情報をとるために食の旅行によく行っていました。 それをツアー化して小規模ツアー会社を設立(クロスコスト) それをコミュニティ化してレストランが人気に(クロスコミュニティ) 大手フードコンサルタントへ(クロスクリエーティビティ)
フィールドを変えているから、大手に負けない戦略です。
本業ではなく、他に比重をおいていることに注目しましょう。
代官山の〇〇、本屋が発言「本なんて誰も買わねーよ」
「本✖️カフェ」も「クロスシンキング」の良い例です。
(「本✖️カフェ」のビジネスモデルは正しくは「不動産✖️カフェ」です。本はただのアートであり、本屋は在庫を持ちません。ただの本の棚貸しであって、本が売れなければ返却すれば良い仕組みになっています)
まとめ
今回の内容のおさらいをしましょう。
- コストをサブとクロスする事でリスクや利益の最大化が可能
- コミュニティを作り体験を埋め込むことを軸に事業視野を持つ
- クリエイティブ事業アイデアは既存事業と既存事業の掛け算
今回はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました^ ^
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